L01F secure booting error | 文具屋さんネット
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L01F secure booting error

Posted on 5月 29th, 2015 in 店長日記 by 店長

yukari-net 管理人のお気楽忘備録さんのサイト
で質問を頂いたので再現してみる。
手っ取り早くlokiパッチやbumpパッチが当たってないkernel(boot.img)をddでコピーして文鎮化
しかしわざわざ文鎮にするのも・・・(苦笑)

20150529_173042

内容は以下の通り

>現在のエラー内容を確認しました。
>電源オンで、DOCOMOの画面は出ず、LGのロゴが出て、
>そこにエラー表示が出て2から3秒で、表示&ロゴが消えてしまいます。

>内容は
>secure booting error
>cause:boot certification verify
>です。

こうなった経緯

カスタムROMを焼いたが、L01F用でなくD802用だったので
起動したら、fastboot modeで起動してしまう。

上記のサイトで、解決方法を見たが、bootloaderが違うので
リカバリを起動できない状態に。

わけわからず、fastbootで、いろんなboot.img、D802用のrecovery.img等を試して焼いたために
fastbootも起動できずにsecure booting errorになった模様

>ボリューム上+電源長押しで起動して、LGの画面が表示されたら一度両方のボタンをはずして、
>すぐにボリューム上+電源を押すで FactoryResetが起動しました。
>アドバイスして頂いた様に
>TWRPはD802のbumped TWRP 2.8.5.1でリカバリは起動できました。

ハードキーの操作でリカバリは起動できるがflash出来ない状態。

>「Wipe」、「Install」なども「Swipe to Confirm Flash」にて実行しようとすると、
>エラー(E:Unable to mount ‘/system’)になってしまいます。

もはや中身はどうなってるかわからない状態なので
復旧させるには、まずTWRPをL01F用に差し替えてあげないといけないですね。
差し替え後に復旧用のROMを書き込みます。
幸いなことにハードキーの操作でリカバリは起動できるようなのでadbを使って作業します。

1.電源長押しで、完全に電源を切ってしまう。

2.ハードキーの操作でTWRPを起動する。(bootloaderによってやり方は変わる)
今回の場合ボリューム上+電源長押しで起動して、LGの画面が表示されたら一度両方のボタンをはずして、
すぐにボリューム上+電源を押す

3.TWRPが起動したら、USBケーブルでPCとつなぐ。

4.PCにL01Fの内部ストレージがマウントされるので、用意したL01F用のrecovery.imgをコピーする。
recovery.imgはL01FD80230d.zipの中から取り出したものを使用する

5.同様に復旧用のROM L01F11KをL01Fの内部ストレージ(sdcard)にコピーしておく。

6.adb shellを起動して、ddコマンドでリカバリーを書き込む。

adb shell
~ # dd if=/sdcard/recovery.img of=/dev/block/platform/msm_sdcc.1/by-name/recovery
~ # exit ←いちどadb shellを終了

7.再起動

adb reboot recovery

8.ドロイド君の画面のTWRPが起動すればリカバリの書き込みは成功。
引き続き復旧用のROMを焼く。
インストール前に必ず、advanced wipe (System,cache,dalvik,data)

9.再起動後にL01F11Kに戻って終了。内部ストレージのデータはそのまま残っているはずです。

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