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再生紙を考える

Posted on 2月 20th, 2009 in エコ by 店長

日本の紙生産量は世界第二位、古紙の利用率は55.4%と世界でもトップクラスにあります。再利用される古紙の99%が製紙原料としてリサイクルされており、コピー用紙などを中心に企業や官公庁のオフィスにおける古紙の回収・分別、再生の利用はもはや常識となっています。また、従来はリサイクルが難しかったシュレッダークズやカタログ、感熱紙やカーボン紙などを含むミックスペーパーと呼ばれる雑古紙(市中回収古紙)についても、再生資源としての利用が増え、さまざまな製品にリサイクルされています。

再生紙は少し茶色をしています。紙には「白色度」という基準がありますが、この「白色度」は何を基準に決めるのでしょうか

「白色度」とは、JISで決められたパルプ及び紙の白さの単位です。酸化マグネシウム標準白板の光の反射量を100として、光の反射量の割合の値を示したもので、単位は%です。バージンパルプ100%のコピー用紙で白色度80%、新聞紙でおよそ55%になります。最近では、古紙利用や紙の漂白行程による環境負荷軽減の面から白色70%の紙の使用が促進されており、1998年に改訂されたエコマーク認定基準においても紙の白色度は70%程度とされています。

ところで昨年製紙業界にも偽装が発覚し古紙100%をうたいながら実はそうではなかった。使用する側は環境に良かれと思ってやっていることをメーカーがそれを踏みにじる行為を行ったことは販売する側の人間として憤りを感じました。

紙が安く手に入るようになって、紙の使用量はますます増え、日本人一人当たりの年間の紙の消費量は250kgで、世界平均の5倍の量を使っています。。これは家庭に配達される新聞紙(都市部の場合月に約8Kg)なら約31ヶ月分、A4のコピー用紙で約6.1万枚分、みかんのダンボール箱(670g)なら約370個分に相当します。OA化があたりまえとなった昨今のオフフィスで、環境保護やゴミの削減を図るためには、再生紙の活用が重要度を増しています。

以前は、紙ゴミは燃やして処理するのが簡単とされていましたが、OA化の進展に伴って紙ゴミの発生量は急増し、焼却処理しきれない可燃ゴミがそのまま埋め立てられている場合があります。またゴミを燃やせば、15.7%が灰となって残るほか、硫黄酸化物、ダイオキシンなどの有害物質や地球温暖化の原因となる二酸化炭素も排出されます。紙はリサイクルできる貴重な資源、分別廃棄を心がけ古紙パルプとして再利用できるように心がけたいものです。
ところでダイオキシンって何? よく聞かれます。知ってるようで知らないダイオキシン

「ダイオキシン」とは正確には「ダイオキシン類」と呼ばれる複数の有機塩素化合物の総称です。ダイオキシンは、プラスチック等の有機物と塩素を含む化合物を共に300℃~600℃程度の低温で燃焼させると発生しやすいと言われており、最近では性能の低いごみ焼却炉などからのダイオキシン発生による環境汚染が社会問題化しています。また健康や生殖に悪影響を与えるとされる「環境ホルモン」としての働きも懸念されています。

 


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