新感触のやわらかグリップ セルフィット
最近の筆記具は、ペンの握りやすさを追求したものが多くなってきた感がします。グリップの太さや形を考えたものなど様々な種類があります。中でも、目に付くのがグリップをやわらかくするというものです。
ペンテルの セルフィットは一見したところではこれまであったグリップとさほど変わった所は正直見受けられません。しかし、ひとたび握ってみると、その違いがすぐわかります。やや指に力を入れてクリップを押し込んでみますと、グリップが沈んでいきます。さらに、その押し込んだ指を離すと、グリップを押し込んだところが、なんと、へこんだまま戻って来きません。握るとその形状を維持して、さらにへこんだ状態でしばらくの間、維持されますよ。この感覚がたまんないって感じ・・・・・・
やわらかく、しかも形まで維持できるその秘密は、中に入っている2つの素材によるもの
ではす。このグリップの中には、二つの違う素材が入っています。一つはゲル材、そしてもう一つはビーズです。ゲルはゲルインキボールペンのインクにも使われている素材すのでお馴染みだと思います。最大の特徴は普段は、粘り気があるのに、力を加えた途端、やわらかくなるという特性があることです。しかしながら、これだけだとやわらかくはなりますが、グリップの形状を維持することはできません。そこで、ビーズを入れたのです。ガラス素材のビーズが1本につき約4000個もちりばめられています。ビーズがゲルで包みこまれていて、変形させて元に戻ろうとする時に、ビーズとゲルがゆっくりと離れながら動いている、という感じだと思います。このゲルとビーズで独特なやわらかさと形状の維を実現させているようです。
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