ホッチキスの由来
普段私たちが何気なく使っているホッチキス。その名の由来は?
「紙をまとめて綴じるときには、どんな道具を使いますか?」
こんな質問をしたら、大体の人が「ホッチキス」と答えるでしょう。
手にすっぽりおさまって、カチリ、と子気味よい音を立てて紙を綴じるホッチキスは、いまではすっかりおなじみの文具です。ところでこの「ホッチキス」という言葉、いったいどこから来たのでしょうか?
外来語のようですが、英語では「ステープラー」といいます。では他の国の言葉かと
言えば、それも違います。日本に初めてホッチキスが入ってきたのは明治36年。
そのホッチキスはアメリカ製の卓上型でボディに"HOTCHKISS No1"という刻印が
入っていました。コネチカット州のエーライ・H・ホッチキスが興したE.H.HOTCHKISS社の製品だったので、その社名が入っていたのです。
実はアメリカの会社の名前なんですね。
ところでホッチキスは何枚迄綴じられるのでしょうか?
ホッチキスは綴じ枚数によって、大きく三つに分けられます。
一般的に学校やオフィス、家庭などで使われる小型のハンディタイプは10枚~20枚。
少し厚めの書類を綴じられる中型は、30枚~70枚。そして大型ホッチキスはなんと
100枚~240枚迄綴じられます。ちなみに基本的には針足より2~3ミリ余すとこまで
綴じられます。用途に応じてうまく使い分ければ、失敗もなくきれいに綴じられますね。
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