発売以来、根強い人気を持った筆記具の定番アイテムといえばドクターグリップでしょう。お医者さんが考えた手首、肩に負担がかからないボールペンです。最近では各社から、疲れない、人間工学に基いたなどをうたい文句にしたボールペンが出回っていますが、ドクターグリップはその先駆け的な存在です。
筆記具
鉛筆の(HB・B)って何の意味?
鉛筆やシャープペンシルの替え芯に(HB・B)とありますがこれは何を表しているのでしょうか 「H」はハードの略で、硬い芯を表します。Hから9Hまであり、数が大きくなるほど、硬い芯になり濃さが薄くなります。9Hにもなると文字 … 続きを読む
インクの種類
普段何気なく使っているボールペンのインクにも種類があります。
●油性インク
揮発、乾燥に強い、耐久性があり、書いた字が変質しにくい、スピーディーな筆記ができる筆記距離が長い、速記、複写伝票には欠かせないなど手軽で実用性の高いボールペンです。反面、ボテが出る、水性に比べるとやや書き味が重い、という欠点があります。
●水性インク
そのなめらかさと、濃くクリアーな文字が軽い筆圧で書ける、筆跡が鮮明、色調が鮮やか、ボテが無いことで人気です。短所としては、インキは紙に浸透して筆跡となるため油性に比べてインキ消費量が多くにじみやすい、複写に向かない、などがあります。
●ゲルインク
従来の油性ボールペンとも水性ボールペンとも異なり、その長所を併せ持つゲル状のインキ。にじみが少なく、ソフトなタッチで、なめらかに濃くクリアーな文字が書ける、筆跡は経時変化に強く、インキ残量が目で確認でき書き出しがスムーズで最後まで薄くならずに書ける。反面、速記には不向きです。