TWRPを着せ替え | 文具屋さんネット
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TWRPを着せ替え

Posted on 3月 4th, 2015 in 店長日記 by 店長

ROMの書き換え、端末のバックアップ等に活躍してくれている
カスタムリカバリのTWRPですが、見た目が地味なので、少しオシャレにしてみました。
DSC_1155

ここにTWRPのテーマが公開してあるので、好きなものをダウンロードします。
L01Fの場合、1080*1920サイズのテーマになります。
それ以外の端末では、その端末の解像度にあったテーマを選んで下さい

後は、説明に書いてあるとおり

1.ダウンロードしたテーマをui.zipにリネームします。

2.L01Fの内部SDcardの中にTWRPフォルダーがあるので、その中にthemeフォルダーを作成します。

3.先のui.zipをthemeフォルダーの中にコピーします。

4.リカバリーで起動すれば、テーマが適用されています。

基本色も変更できるので、REDを適用すると、こんな感じになります(笑)
Screenshot_2015-03-04-18-12-00

Screenshot_2015-03-04-18-12-33

以上、簡単に見た目をガラッと変えることができますよね。

リカバリの起動時のスプラッシュ画面の変更も出来ますが、ちょっと面倒です。

通常のTWRPの起動画面は、ブルーのカーテンのこんな画面ですが
curtain
今回、この画面を自分の好きな画面と入れ替えてみます。
差し替える画像はググればいくらでも出てきます。
1080*1920のサイズを選びます。
今回はlollipopの画像を選びました。

スプラッシュ画面の画像はrecovery.imgの中のramdiskの中にあるので
recovery.imgを分解して、ramdiskを抽出する作業が必要となります。

recovery.imgは

$ adb shell
$ su
# dd if=/dev/block/platform/msm_sdcc.1/by-name/recovery of=/sdcard/recovery.img

で内部SDにコピーしておきます。

作業にはAndroid Image Kitchenを使います。
このツールはboot.imgやricovery.imgを分解、リパックすることが出来ます。
ここから、Linux用のAIK-Linux-v1.7-ALL.tar.gzをダウンロードして
/home/hoge/以下に展開します。

/home/hoge/AIK-Linuxの中にtwrpのrecovery.imgをコピーします。
ターミナルを起動して/home/hoge/AIK-Linuxに移動

$ cd /home/hoge/AIK-Linux

recovery.imgの分解

$ ./unpackimg.sh recovery.img

/home/hoge/AIK-Linuxの中にramdiskのフォルダーができています。
/home/hoge/AIK-Linux/ramdisk/twres/images/curtain.jpgを
新しい画像と差し替えます。ファイル名はそのままcurtain.jpgにしておきます。

リパックします。

$ ./repackimg.sh

/home/hoge/AIK-Linuxの中にimage-new.imgが出来上がります。

出来上がったimage-new.imgをrecovery.imgにリネームして内部SDにコピーします。

最後にddで書き込みます。

$ adb shell
$ su
# dd if=/sdcard/recovery.img of=/dev/block/platform/msm_sdcc.1/by-name/recovery

リカバリを起動すると、こんな感じに出来上がってます(笑)
DSC_1158

リカバリの画面なんて、そんなにいつでも使うわけではないので、あくまでも自己満足の世界です。

個性的な端末を持ちたい方は試してみるのもよいかと・・・

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