L01F Resurrection Remix ROM
前回はL01FにEuphoria-OSを焼きましたが、今のところ安定稼働しています。
XDAを覗いてみると、本日付でRESURRECTION REMIX 5.5.0がリリースされています。
RESURRECTION REMIXはCM、Slim、OmniのROMをその名の通り混ぜあわせたROMみたいです。
カーネル差し替えで早速焼いてみたところ、うまく起動してくれなかった(アップデートの最後の所で再起動する)訳でして・・・
起動しない原因はどうもramdiskぽいので、ダウンロードしたROMからboot.imgを取り出して、
更にboot.imgを解体してramdiskを取り出します。
自前でビルドしたカーネルも解体してramdiskを入れ替えちゃいます。
入れ替えたらリパックします。
リパックしたらbumpパッチを当てます←ココ重要(lokiパッチじゃないからね)
出来上がったboot.imgをROMの中に放り込みます。
ramdiskは、ぱっと見サイズは変わらないけど、中身のファイルが微妙に変わってるみたいですね。
ROM自体はかなりカスタマイズできて弄り甲斐がありそうです。
LTE、Bluetooth、テザリングは問題なし。GPSもサクッとfixして安定。
なかなかいい感じです。
ランチャーはいまいち使い慣れないというか・・・
自分もCAF対応のカスタムロムを使いたいので、
カーネルの自前でビルドしたいと思っています。
どこのソースを使ってビルドしたとか、
作業手順等、kkカーネルの時のように
教えていただけませんでしょうか?
たかさん
さすがに手順全部は書けないので、要点だけまとめておきます。
ビルドに必要な環境
Linux64bitマシン 32bitは不可 ubuntuとかMintとか・・・実機でも仮想でも
# gcc, gpp, cpp, c++, g++, lzma, lzop, xterm, ia32-libs 適宜インストール
カーネルのソース
https://github.com/lg-devs/android_kernel_lge_msm8974/tree/cm-12.1-caf
toolchain
https://android.googlesource.com/platform/prebuilts/gcc/linux-x86/arm/arm-eabi-4.8
Open_Bump
https://github.com/CyboLabs/Open_Bump
ramdisk、mkbootimg mkbootfs dtbTool、Makefile.boot、configファイルのセット
https://drive.google.com/open?id=0B-L429ooHgREMDdjTnlEMVo5LTQ
buildの手順はKKと一緒です。以下参照
https://www.bunguyasan.net/dialy/kiji2883.html
フォルダーの場所、toolchainの場所は自分の環境に合わせて適宜読み替えてください。
セットの中のMakefile.bootは
/arch/arm/mach-msm/Makefile.bootと差し替える。
g2-dcm-perf_defconfigは
/arch/arm/configs/g2-dcm-perf_defconfigと差し替える。
※クロスコンパイル途中エラーを吐くときは適宜対応が必要です。
出来上がったboot.imgをそのまま突っ込んだらsecure booting errorになるので
必ずbumpを当てます。
使い方はターミナルから以下のコマンド打ち込めばOK
python2 open_bump.py “/path/to/boot.img”
boot_bumped.imgが出来上がります。
出来上がったboot_bumped.imgをboot.imgにリネームすれば完成
ありがとうございます!
チャレンジしてみます。