L01F Resurrection Remix ROM

前回はL01FにEuphoria-OSを焼きましたが、今のところ安定稼働しています。

XDAを覗いてみると、本日付でRESURRECTION REMIX 5.5.0がリリースされています。
RESURRECTION REMIXはCM、Slim、OmniのROMをその名の通り混ぜあわせたROMみたいです。
カーネル差し替えで早速焼いてみたところ、うまく起動してくれなかった(アップデートの最後の所で再起動する)訳でして・・・

起動しない原因はどうもramdiskぽいので、ダウンロードしたROMからboot.imgを取り出して、
更にboot.imgを解体してramdiskを取り出します。

自前でビルドしたカーネルも解体してramdiskを入れ替えちゃいます。
入れ替えたらリパックします。
リパックしたらbumpパッチを当てます←ココ重要(lokiパッチじゃないからね)
出来上がったboot.imgをROMの中に放り込みます。

再度リカバリから焼いたら今度は無事に起動しました〜
Screenshot_2015-07-07-23-20-30

ramdiskは、ぱっと見サイズは変わらないけど、中身のファイルが微妙に変わってるみたいですね。

端末情報
Screenshot_2015-07-07-23-21-07

ROM自体はかなりカスタマイズできて弄り甲斐がありそうです。
LTE、Bluetooth、テザリングは問題なし。GPSもサクッとfixして安定。
なかなかいい感じです。

ランチャーはいまいち使い慣れないというか・・・

「L01F Resurrection Remix ROM」への3件のフィードバック

  1. 自分もCAF対応のカスタムロムを使いたいので、
    カーネルの自前でビルドしたいと思っています。

    どこのソースを使ってビルドしたとか、
    作業手順等、kkカーネルの時のように
    教えていただけませんでしょうか?

  2. たかさん

    さすがに手順全部は書けないので、要点だけまとめておきます。

    ビルドに必要な環境
    Linux64bitマシン 32bitは不可 ubuntuとかMintとか・・・実機でも仮想でも
    # gcc, gpp, cpp, c++, g++, lzma, lzop, xterm, ia32-libs 適宜インストール

    カーネルのソース
    https://github.com/lg-devs/android_kernel_lge_msm8974/tree/cm-12.1-caf

    toolchain
    https://android.googlesource.com/platform/prebuilts/gcc/linux-x86/arm/arm-eabi-4.8

    Open_Bump
    https://github.com/CyboLabs/Open_Bump

    ramdisk、mkbootimg mkbootfs dtbTool、Makefile.boot、configファイルのセット
    https://drive.google.com/open?id=0B-L429ooHgREMDdjTnlEMVo5LTQ

    buildの手順はKKと一緒です。以下参照
    https://www.bunguyasan.net/dialy/kiji2883.html

    フォルダーの場所、toolchainの場所は自分の環境に合わせて適宜読み替えてください。

    セットの中のMakefile.bootは
    /arch/arm/mach-msm/Makefile.bootと差し替える。

    g2-dcm-perf_defconfigは
    /arch/arm/configs/g2-dcm-perf_defconfigと差し替える。

    ※クロスコンパイル途中エラーを吐くときは適宜対応が必要です。

    出来上がったboot.imgをそのまま突っ込んだらsecure booting errorになるので
    必ずbumpを当てます。
    使い方はターミナルから以下のコマンド打ち込めばOK
    python2 open_bump.py “/path/to/boot.img”
    boot_bumped.imgが出来上がります。

    出来上がったboot_bumped.imgをboot.imgにリネームすれば完成

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