普段私たちが使ってる紙の大きさにはA4やB4などありますがこれはどのように決められているのでしょうか?
四六判,B判,菊判,A判等いろいろと寸法があり,紙の形も正方形ではなく長方形である。
このような疑問を解くには,ギリシャ時代までさかのぼらなければならない。ギリシャ時代では最も美的な調和感覚の形が長方形でありまた最も調和のとれた長さの比が“黄金比”といわれ,タテ:ヨコ=1:1.618・・・・・・ であった。これが。現在の紙の形及び寸法に大きく影響しています。
ファイルやバインダーにはよくS型とかE型と書いてあったりしますがこれって何の略でしょうね?
ファイルやバインダーには、縦型と横型、本型とチョウ型とか、その他いろんな呼び方があって、そのため混同されたり、 まちがったりすることがありました。このような不便を解消するため国際的な呼び方に統一することになり JIS S 5505で規定されました。これをFBA規格といいます。
FBA規格とは、日本ファイル・バインダー協会(File & Binder Association Japan)が定めた、製品の形状呼称・種類・寸法・名称・綴じ穴の位置・寸法などの統一をとりきめたもので、日本工業規格(JIS)とともに広く実施されています。ユーザーの皆様はもとより、流通業者、印刷製本業者、デザイナーの皆様などに、広くお知りいただき、ご注文の際にお役立て頂ければ幸いです。
鉛筆やシャープペンシルの替え芯に(HB・B)とありますがこれは何を表しているのでしょうか 「H」はハードの略で、硬い芯を表します。Hから9Hまであり、数が大きくなるほど、硬い芯になり濃さが薄くなります。9Hにもなると文字 … 続きを読む
普段何気なく使っているボールペンのインクにも種類があります。
●油性インク
揮発、乾燥に強い、耐久性があり、書いた字が変質しにくい、スピーディーな筆記ができる筆記距離が長い、速記、複写伝票には欠かせないなど手軽で実用性の高いボールペンです。反面、ボテが出る、水性に比べるとやや書き味が重い、という欠点があります。
●水性インク
そのなめらかさと、濃くクリアーな文字が軽い筆圧で書ける、筆跡が鮮明、色調が鮮やか、ボテが無いことで人気です。短所としては、インキは紙に浸透して筆跡となるため油性に比べてインキ消費量が多くにじみやすい、複写に向かない、などがあります。
●ゲルインク
従来の油性ボールペンとも水性ボールペンとも異なり、その長所を併せ持つゲル状のインキ。にじみが少なく、ソフトなタッチで、なめらかに濃くクリアーな文字が書ける、筆跡は経時変化に強く、インキ残量が目で確認でき書き出しがスムーズで最後まで薄くならずに書ける。反面、速記には不向きです。