海外版のGalaxyでVoLTEを使えるようにする(要root) | 文具屋さんネット
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海外版のGalaxyでVoLTEを使えるようにする(要root)

Posted on 9月 11th, 2018 in 店長日記 by 店長

手持ちのGalaxy S7 edge グローバルモデルであるSM-G9350にoreoのアップデートが来たので
少々試してみます。

SM-G9350はデュアルSIMでDSDSが可能なモデルです。
対応バンドがLTE band 1(2100), 2(1900), 3(1800), 4(1700/2100), 5(850), 7(2600), 8(900), 12(700), 13(700), 17(700), 18(800), 19(800), 20(800), 25(1900), 26(850), 38(2600), 39(1900), 40(2300), 41(2500)でdocomo、au,softbankのそれぞれのプラチナバンドに対応していますね。

そもそも香港モデルなので日本のVoLTEには対応していません。
VoLTEを使うためにはimsの登録が必要になります。

Galaxyの場合IMS Settingsで登録することになりますが、root権限がないと動きません。

以下、rootが必要となります。

※rootのとり方はここでは書きません。

customer.xmlにVoLTEの設定が書いてありそれをIMS Settingsが読み込むという仕様になってます。
というわけで
/system/csc/の中にあるcustomer.xmlをdocomoなりauなりのcustomer.xmlと差し替えます。
再起動後にVoLTE通話のスイッチが現れます。
docomoの場合はoffにもできますがau系の場合はoffにはできませんよ。

次にapnにimsを追加するわけですが、APNの追加画面からではAPNタイプにimsの設定が出来ないため

/system/etc/apns-conf.xmlを直接書き換えます。
imsもdocomoとauではちょっと違うので両方書き加えます。

再起動後に契約しているapnの設定をしてあげればOK
繋がらない場合は、機内モードに入れて戻すか再起動すればいいと思います。

docomoの場合はVoLTEのアイコンが現れます。

電話、SMS,データOKです。

au系のVoLTE SIMではVoLTEのアイコンが現れませんが、電話、SMS,データ使用できます。

要rootなので敷居は高いのですが、Galaxyの他のモデルでも可能ではないかと思われます。

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